「平成の御車山」は、これまでの高岡において守られてきた伝統と技術を次の世代へ伝え、未来への発展を目指すシンボルとして、わが町高岡の誇りを示すものです。
平成25年度~平成29年度の5年をかけて制作し、平成30年春に完成しました。完成後は高岡御車山会館で一般公開しています。
デザインコンセプト
高岡の地名の由来である漢詩の一節から、400年の歴史、歴史都市・高岡を表現。
「鳳凰鳴けり、彼の高き岡に。梧桐生ず、彼の朝陽に。」
デザイン各案
サブテーマ:家族の絆
鉾留:鳳凰
本座(人形):前田利長公[正装(衣冠)]・永姫[利長公の正室]
相座(人形):満姫[利長公唯一の実子]
幔幕:高岡古城公園の四季
制作の主な目的
①「ものづくりのまち高岡」の発信
②名工・職人が次代の後継者を育成する「高岡の伝統産業技術の伝承」
総制作費
約2億8,000万円
制作風景
「平成の御車山」の制作風景を公開しています。